9月10日からの野菜・果物週刊便りです。
野菜編
台風21号の影響もありますが、地震の影響が非常に大きくなっています。
北海道が主産地となる玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、かぼちゃにおいては、現在入荷の目途がたっておりません。 交通網の遮断が主要因ですので、ここが回復しないと入荷が無いという状況です。
他県からのものなど国内中から調達をしていますが、限られた量を多くの需要での取り合いとなりますので、価格の予想がつかなくなっています。
大根については関東や東北にも産地があるため、欠品となる可能性は低いと思われますが、状況を見る必要があります。またこのような状況のため、代用品として他の商品の需要も伸びることがあるため、それらの入荷も厳しくなる場合があります。
どうか今の北海道の状況をご理解いただき、入荷状況につきましてもご理解ご協力のほどお願い申し上げます。
果物編
こちらは台風21号による影響が出ています。
長野県内では梨については強風による落果や果皮のスレ等の影響が多く、入荷量は例年の半分程度まで落ち込む予想です。
またリンゴ類も当初の予測よりは軽いものの影響は大きく、同じくキズやスレも多い事から等級が低いものの比率が増える見込みです。入荷の品種はつがるが終了となり、すわっこやシナノドルチェへ切替となります。
ぶどう類については大きな影響はない見込みです。
県外では冬場のみかんを始めとする柑橘系に影響が大きく出そうですので今後の情報にご注意ください。
また地震の影響から、北海道産のメロンの入荷がしばらく混乱する見込みです。