8月の某日、長野市にある田中農園さんへお伺いしました。
田中農園さんは、日本で初めて個人で品種登録をした「恋しおり」というリンゴを扱っています。
この「恋しおり」は果実の中まで赤いのが特徴の珍しいりんごで、ここ田中農園さんだけで栽培されています。
写真のようにサイズも直径5センチ前後とかわいらしく、味は酸味が強いのが特徴で、ジャムやジュース、アップルパイの材料として使われる事が多いりんごです。
品種としてまだ新しい「恋しおり」は、摘果しなくても質が変わらないとのことで、枝には鈴なりに実を付けています。
収穫までまだ1~2週間となったこの時は、だいぶ実の大きさもそろってきました。
この「恋しおり」を生産されている田中弘美さん。平成25年9月の品種登録までには10数年かかったそうです。
新しい品種なので「まだまだ分からないことばかり」と笑って話してられました。
鮮やかなこの赤さを活かして、みなさんならどのように使ってみたいですか??