【天空の畑・わかば農園】さんへ工場見学に行ってきました

長野県のお隣、岐阜県にあります「わかば農園」さんに工場見学に行ってきました。
刺身のつまや薬味、そしてカップサラダなどのカット野菜の工場をもつ農業生産法人の「わかば農園」さん。
私達もこの4月よりカット野菜事業を始めたこともあり、今回はカット野菜を担当するメンバーが勉強を兼ねて参加しました。

お忙しい中、営業部の小澤さんと浜田さんにエントランスの写真を見ながら案内していただきました。
全国5県下に10ヶ所の直営農場を持っていて、生ゴミは自社堆肥工場ですべて肥料とし直営農場で再利用されているそうです。生産・加工・商品化・リサイクルまで全て行うことでコストダウンに繋がっているということです。
次に加工の工程てある作業場を案内していただきました。

作業場へはクリーンルームを通って長靴の洗浄。着衣のローラーがけに手洗い・アルコール洗浄と徹底した衛生管理がされていました。

生産ラインでは、カットサイズの規格に合ったさまざまなカット用の機械やフィルムのプレス機や金属探知機を通り、厳重な品質管理の下でひとつひとつの商品が作られていました。
一番見てみたかった「大根のつま」の製造過程。ちょうど作業がお昼休みの時間と重なり稼働しているところはみられませんでしたが、機械の工程の規模が一番大きくて驚きました。

見学の間、作業中の全ての方にとても気持ちの良い挨拶をしていただけたのが大変印象に残りました。
最後に作業場から出るときには靴底の洗浄。長靴置場の全ての靴底がキレイな姿も流石だなと思いました。

そして、自社農場のひとつである「天空の畑」を見学しました。
工場の屋上に設備されたガラス張りのハウスでは、ベビーリーフの水耕栽培をしています。

苗づくりから収穫までを行い、季節を問わず安定的に生産されているそうです。

そして、1階にある託児所の様子を見せていただきました。ちょうど、お昼寝の時間。
保育士さんが常駐している託児所は、子育て中の従業員が安心して働ける環境が整備されていて素晴らしいなと思いました。

ISO9001認証を取得され品質管理体制が確立されて、生産・加工・出荷までを自社で行うことにより食の安全を保障する「トレ―サビリティー」に取り組んでいる姿を実際に見学させていただき、見習いたいことがたくさんあり、とても参考になりました。