いちじくの美味しい時期になりました!

「無花果」と書いていちじく。難読漢字ですが、これを読める方はだいぶ多いのではないでしょうか。
いちじくは初夏から晩秋にかけて割と長く楽しめる果物で、8月から9月ごろが取扱のピークになります。

「無花果」の読んで字のごとし、花の無い果実ですが、切ってみて中にある多くの白い部分、ここが花にあたるもので、食べている部分は厳密にいうと果実ではありません。
花が中にあったらどうやって受粉するの?と思いますよね。原産地である中東地域ではイチジクコバチという虫が共生することで受粉を助けています。日本のいちじくは「単為結果性」という品種で、受粉しなくても実をつけることができますので虫の心配はありません。

この時季、いちじくを使ったジャムやコンポート、ケーキなど多く出てきています。もちろん生で食べてもおいしいいちじく。ぜひ手に取って見てください。