9月16日からの野菜・果物週刊便りです。
野菜編
台風15号の被害により千葉県産・茨城県産の商品に影響が出ています。
主に停電による影響が大きく、両県が主産地となるマッシュルームは出荷がほとんどありません。またさつまいもは収穫しても洗浄ができていないことから出荷量への大きな影響が出ています。少しずつ復旧していますが、完全復旧にはもうしばらくかかりそうです。
この時期両県からの出荷が多い商品は、他県からのものに注文が殺到するなど相場が上がる見込みです。主な品目は長ねぎ、小かぶ、春菊、ほうれん草、小松菜、シシトウ、大葉、トマト、ハーブ類です。加えて11月以降には千葉県が主産地となる大根やにんじんについても、今回の被害の回復が長引くと大きな影響が出ると思われます。
日本の南海上にはまだいくつかの雲の塊があり、今後連続して台風が発生する可能性もあります。進路には十分注意が必要です。
また全国的に気温が高かったことから、葉野菜中心に低品質や品薄が多く見られました。今週も状況は同じとみています。
果物編
秋の果物、栗、柿が始まりました。まだ少数ですが徐々に増えてきます。今年は例年に比べるとどちらも小さ目とのことです。
熊本の極早生みかんが始まりますが、天候不良の影響で食味があまりよくありません。次の早生みかんに期待したいです。
塩尻市桔梗ヶ原産シャインマスカットの通販が始まりました。ワイン用ぶどうの名産地で生食用にこだわった逸品をお試しください。